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地域支部からのメッセージ

中国四国医学検査学会に参加して

山本 佳奈(27期生)

第41回中国四国医学検査学会が平成20年1月1日(土)~2日(日)に山口県下関市で開催されました。私は本学会への参加が4回目でしたが、今回も1,000人を越える参加者で、個々の研究課題の発展・向上に対する意欲で活気に満ち溢れており、私自身も良い刺激を受けることができました。演題数が168題と発表も多く内容もかなり充実した学会でした。日々の仕事に役立つような演題も数多くあり、大変勉強になりました。

学会初日の夜に行なわれた懇親会では、下関の祭りでしか見ることが出来ない「おいらん道中」を目の当たりにする事ができとても興奮しました。さらに、下関ならではの、本場のふく刺しを堪能でき、大満足でした!!そして会場内では、同級生や諸先輩方にお会いし情報交換の場を持つことができたり、他施設の技師の方々と歓談し、交流を深めたりすることができました。加えて学生時代にお世話になった先生に声を掛けていただいき、「覚えていてくださったのだ。」という驚きや懐かしさと同時に嬉しさが込み上げ、楽しいひと時を過ごすことができました。

せっかく山口に来たのだから「少し観光も・・・」と思い、会場だった海峡メッセの敷地内にある海峡タワーに登ってみました。展望台からは瀬戸内海、関門海峡、巌流島、九州の連山そして玄界灘と360度の雄大なパノラマが一望できました。少し足を伸ばして唐人市場にも行ってきました。市場内にある回転寿司がおいしくて評判だと聞き、「食べておかないと」と行ってみると、長い行列ができておりお寿司を食べるのは断念しました。(残念!!)でも、市場内で売っていた寿司やふくのから揚げを食べたのですが、やっぱり下関だけに「ふく」がおいしく、特にふく寿司は美味で何個でも食べられるほどでした。

学会に勉強では無く遊びに来ているのでは・・・と思われそうですが、実は最後の最後に演題発表が残っていました。私の勤務している施設は主に慢性関節リウマチを代表とした膠原病治療を専門としている病院で、リウマチ活動期に上昇する炎症マーカについての講演でした。中でも、ルーチン業務におけるSAAの非特異的反応について疑問を持つことが多く、その測定における問題点についての発表を行いました。今までに学会発表は数題経験し少し慣れてきたと思っていたのですが、やはり緊張し少し声も上ずり加減でした。(笑)なんとか無事に発表を終え閉会式に参加し、また来年の学会に向け日々の経験の中から疑問に思ったことなどをまとめ、発表できればいいなと思いながら帰路につきました。

今年の1月までは、松山と下関を結ぶ高速船があったので、3時間ほどで松山に帰れていたのですが、その運行が廃止されたため家に着くまで時間がかかり、到着した頃にはどっと疲れが出ました。しかし充実した2日間を過ごすことができたと思うとともに、このような学会に参加し、貴重な体験ができることに感謝の気持ちが湧いて、自分自身も成長できるようにまた1年間頑張ろうと思いました。

来年は、香川県(高松市)で学会が開催されるので、参加を予定されている皆様、讃岐うどんを食べに行きましょう!!ちなみに私は5軒以上の讃岐うどん屋巡りをしたいと今から計画をしています。(違うかっ!)是非いい情報がありましたら教えてください。また、次回の学会で私を見かけたら、是非声を掛けてください。では、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

41回中四国学会(式典) 41回中四国学会(展示)
41回中四国学会(懇親会)(1) 41回中四国学会(懇親会)(2)
41回中四国学会(一般) 41回中四国学会(ランチョン)


ようこそ第41回中国四国医学検査学会へ
第41回中国四国医学検査学会学会長 川元博之

この度、第41回中国四国医学検査学会を社団法人山口県臨床検査技師会でお世話させていただくことになり、現在、実行委員を中心に急ピッチで準備を進めているところです。

学会は、平成20年11月1日(土)・2日(日)の両日、下関市において開催いたします。会場は、下関駅に近い施設「海峡メッセ下関」1ヶ所のみにて開催いたしますので、参加される方の利便性は良いかと思われます。

メインテーマ「検査維新」、「新たなる臨床検査への提言」をサブテーマに、現在おかれている厳しい状況を打破するために目標・志を高く持ち、皆の力を結集し飛躍していきたいとの気持ちを込めました。

皆様のおかげで168題もの一般演題が集まりうれしい悲鳴をあげております。感謝申し上げます。特別講演には、山口県立大学学長 江里健輔先生をお招きし、「検査維新―欲しい臨床検査技師による検査情報―」というテーマでお話を伺います。記念公演は、TV番組「世界一受けたい授業」に出演された千葉大学文学部行動科学科准教授 一川誠先生に「心の時間的特性について知る」という演題で御講演をしていただきます。ともに大変興味のある話です。ほか、シンポジウム、教育フォーラム、ハンズオンセミナー、アイズオンセミナーを開催いたします。目新しい企画としましては、リフレッシュセミナーとして、講演を聞きながら美味しいスィーツと飲み物で心を癒してもらおうと思います。150名限定ですので、お早めに会場までお越しください。企業展示では好例のスタンプラリーを行います。総額??万円の賞品を準備しておりますので、こちらにも是非お越しください。なお、この企業展示には、41社が参加いたします。また、飲物提供の休憩所も兼ね備えていますのでかなり華やかな会場となるでしょう。懇親会もこの季節ではお目にかかれない企画を進行中です。お楽しみに・・・

演題名や発表順番など最新情報に関しましては、山口県技師会HPにてアップしていきます(http://www2.ocn.ne.jp/~yamt/)ので、こちらの方も時々チェックしてみてください。

さて、下関は幾度となく歴史に登場してきた街です。意外に知られていないのが、あの武蔵と小次郎が決闘をした巌流島が関門海峡下関側にあること。武蔵が決闘に向かったと言われている岸壁が赤間神宮の前にあります。ここから遠く巌流島を望んでみるのも良いでしょう。それから、今NHKで「篤姫」が放映中です。下関は一見関係なさそうですが、篤姫は下関を経由し江戸に向かったのでした。また、幕末の志士たちもこの地を頻繁に訪れています。交通の要所であり、幕末の原動力だったのですね。残念ながら、その多くは残っていませんが、高杉晋作や西郷どん、坂本竜馬が歩いたかもしれないと思うと何か力が湧いてくるのではないでしょうか。

もちろん美味しい食べ物も盛り沢山。ふぐにクジラにアンコウ等など。ネギをふぐで巻いてポン酢で食べるのは美味ですし、フグ酒と一緒ならなお最高です。焼肉も意外と美味しいですよ。韓国に毎日フェリーが出ていますし、韓国から担ぎ屋さんが珍しいキムチなどの新鮮なものを運んできますので、ぜひ覘いてみてください。パスポートをかばんに忍ばせておいて、思い立ったら韓国釜山に渡ってみるのも一考かと。

学会に多くの方が参加されますよう心よりお待ち申し上げます。


川崎会開催

三原医師会病院 小川 安信 (10期生)

平成17年7月2日(土)平成17年度 川崎会を開催しました。

「川崎会…?」何それと、みなさんおもわれるでしょうね。

実は、10数年前 医学部4期生の植田 秀雄先生(〔現〕本郷中央病院診療部部長)と臨床検査科7期生の泉 礼司さん(〔現〕川崎医大付属病院中央検査部)が発起人で「川崎学園卒業生を集めて同窓会を開こう」の一言で始まりました。

確か、第1回目は三原のお寿司屋さんで医学部、検査科、看護科、放射線科が中心で15名ほどの参加だったと思います。みんな地元なもので、昔話ではなく、今現在の話で盛り上がって(自分の勤務している病院の事や三原、尾道の事とかで)すっごい気分転換になった事を記憶しています。

しかし、ここ数年川崎会はご無沙汰でした。

ところが、今年の5月のある日の夕方、植田 秀雄先生から電話が入り

唐突に

  「小川、川崎会を開こう。幹事をやってくれ。手伝うから。」

  「ぼくが、ですか?」

  「他に、誰がするんや。泉にも連絡してくれよ。」

  「・・・・・・わかりました。」

  (やはり、大先輩の命令には逆らえませんでした。)

それからが大変です。

植田先生と電話とメールで毎日のよう連絡を取って・・・。

さあ準備開始です。

植田:今回は、講演会をやろう。

  大塚 信昭先生(医学部3期生 〔現〕がんドック先端医療検診センター)にきてもらおう。連絡しとくから。小川からもたのんでくれよ。

小川:はい

植田:三原交際ホテルの支配人をよく知っているから、わしからたのんでみよう。

   宴会と講演会の2つの会場をつくってもらおう。

   打ち合わせは、お前がしてくれ。

小川:はい

ちょっと大げさかもしれませんが、こんな感じで時間だけが過ぎていきました。

たくさんの卒業生が集まるかどうか不安でしたが少しずつメール等が届き始めました。

そして、当日・・・。

参加者は40名でした。

当日のプログラムと川崎会の写真を掲載します。

  プログラム・写真はこちら

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