医療短大News

2006年6月版
第三者評価に向けて

 学校教育法の改正により、「大学・短大は教育研究、組織運営及び施設設備の総合的な状況について、文部科学大臣の認証を受けた者(認証評価機関)による第三者評価(認証評価)を定期的(7年以内ごと)に受けること」になりました。
 これを受けて、本学は、平成18年度「短期大学基準協会」が実施する第三者評価を受ける予定であり、まさに一定水準の教育の質を問われています。
 あらかじめ設定された教育・研究・管理運営・財務などに関する「評価領域」(建学の理念・教育目的・教育目標・教育の内容・学生支援など)ごとに設けられた複数の「評価項目」、「評価項目」ごとに設けられた「評価観点」をそれぞれ自己点検・評価し、報告書として提出することやその報告書に基づく書面審査、訪問調査などが行われます。
 提出する自己点検・評価報告書に記載されている内容には、その裏づけとなる根拠資料も数多く必要です。現在は秋に実施される第三者評価に向け、全学をあげて、報告書の作成や根拠資料の準備を進めています。


オープンキャンパスの開催
実施日実施時間
第1回5月27日(土)13:00~16:00
第2回6月17日(土)13:00~16:00
第3回7月29日(土)
7月30日(日)
13:00~16:00
10:00~15:00
第4回10月14日(土)
10月15日(日)
学園祭日程どおり
学園祭日程どおり
2006年第1回オープンキャンパスの様子
2006年第1回オープンキャンパスの様子

平成18年度のオープンキャンパスは4回実施され、7月には日曜日にも開催されます。すでに、第1回は5月27日(土)13:00~16:00に実施され、高校生やご家族の方が体験実習や科の紹介を熱心に聴講されました。臨床検査科でも、ミニ講義や実習をできるだけ取り入れ、実際に体験し、肌で感じてもらうようなプログラムを実施しています。また、在学生による模擬実習や懇談会など在学生も大いに活躍しています。

詳細については、本学ホームページをご覧いただくか、教務課(tel086-464-1033)までお問い合わせください。


公開講座の開催

平成18年度も公開講座が実施されています。第1回公開講座は「子どもの命を守るために」というテーマで6月10日(土)13:00~16:00にすでに実施されています。本学医療保育科教授寺田喜平先生による「子どもの病気と感染症対策」の講演と「乳幼児に対する心肺蘇生」の実地研修が行われ、熱心な受講者が数多く来学されました。各科が趣向を凝らして企画しておりますので、ふるってご参加ください。

第2回  7月29日(土)10:00~11:30
テーマ:「あなたにもできる応急処置」
講演:宇野恵子教授、岡田みどり助教授、岡田初恵講師(本学第一看護科)

第3回 10月14日(土)(学園祭当日)10:00~11:30
テーマ:「肺に忍び込む悪もの―アスベストとタバコ」
講演:梶原康正教授(本学放射線技術科)

全学統一の制服ができました!

平成18年4月から全学統一の制服になりました。「誰がどの科かわからな~い」っていう声もちらほら聞こえますが、入学式などで一同集まったときには整然としており、心地よい緊張感に包まれます。臨床検査科は、式典等で緑と黄色のストライプのネクタイを着用することになっています。


売店(TAKASHIMAYAショップ)リニューアル!

学生の要望に応えて、売店(TAKASHIMAYAショップ)が平成18年3月下旬にリニューアルオープンしました。若者向きの雑貨や食品の数が増え、雑誌など新たな商品も陳列されています。お近くにお寄りの際には是非とものぞいてみてください。


臨床検査科のあれこれ

■平成18年度の入学生は56名(男4名、女52名)です。4名の留年生を加えて60名で新学期をスタートしました。現在1名が休学し、59名が学内での講義・実習に取り組んでいます。担任は近末久美子、副担任は鐵原拓雄先生です。

■平成18年3月実施の臨床検査技師国家試験の結果がでました。臨床検査科は新卒者数48名、合格者数45名、合格率は93.8%でした。全国の合格率は72.9%です。厳しい現状に短大教員は今一度、教育を考え直さなければならない時期にきていると言えましょう。合格率がすべてではありませんが、短大は、確実な知識と技術を持った卒業生を送り出せるような教育をする責任があります。卒業生の皆さんに、この学校を卒業できてよかった、あの技師さんや先生に教わってよかったと言ってもらえるよう努力しなければと思っています。同窓生の皆さんもどうぞ、叱咤激励をお願いいたします。