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医療短大News

2012年2月版
就職支援講座

平成24年2月25日 就職支援講座が開催され、1限目は毎日コミュニケーションズによる自己分析講座、2限目は同窓会による就職支援講座が行われました。

自己分析講座では、最初「自分の長所がわかりません」と言っていた学生も講義をとおして改めて自分をみつめることができ、自分のアピールポイントが徐々に明確になってきたようです。

同窓会からは、三井造船㈱玉野事業所玉野三井病院検査室長 高津昌吾先生をお招きして「職場が求める人材」と題した講演を行っていただきました。その後、高津先生をはじめ6名の卒業生と6名の平成23年度卒業生とグループミーティングを行いました。少人数のグループでのディスカッションということもあり、積極的に質問する学生が多く、有意義な時間を過ごすことができました。

<就職支援講座の内容紹介と感想>

■1限目の自己分析講座

マイナビの講義では自己アピール文とはどういったものかを教えてもらい、その後、事前に書いていた自己分析表を元に自己アピール文を書きました。自己アピール文は川崎医療短期大学入学の時にも書きましたが、自分の長所を探すのが大変だった覚えがあります。今回は短期大学入学から今までの主な出来事を書き出した後、どこをアピールしていくか考え、文にしていったので書きやすく、また裏付けやその長所をどのように活かすかなど、履歴書に書けるような文が書けたと思います。

【平成22年度入学生(38期生) 塩田 真帆】

自己分析講座を受講し、自己PRの書き方を学びました。自己PRではまず結論を述べ、その結論に至った経験や行動、さらにその強みをどのように生かしていくかを書いていきました。私は短大生活で頑張ったことや主な出来事など、自己分析ワークを用いて振り返ることで、今まで知らなかった強みや自分に足りないところを見つけることができたと思います。

今回自己PRを書くにあたり、自分の考えていることをうまく表現できなかったので、今後は日記を書くことや新聞等のコラムを読んで要約を行うなど、自己表現力を磨いていきたいと思いました。自分自身を見直す良い機会だったと思います。

【平成22年度入学生(38期生) 浅川 泉】

就職支援講座(1) 就職支援講座(2)

■2限目前半の高津昌吾先生の講演

玉野三井病院技師長 高津 昌吾先生の講義では職場が求める人材について教えて頂きました。職場が求める人材というのは、挨拶やマナーなどの基本がなっていてその上で積極性やリーダーシップなどの能力、そして迅速で正確といった技術が大事となってくるとのことでした。

職場が求める人材とは技能も大事ではあるけれど、人-人(検体)間の仕事だからこそ、どちらか一方がではなく双方が幸せになれるように努力することが必要なんだと改めて感じました

【平成22年度入学生(38期生) 塩田 真帆】

玉野三井病院技師長 高津 昌吾先生の講演では先輩技師として、就職活動にあたっての心構えと職場が求める人材について学びました。

実際の職場では、行動力・自主性・リーダーシップ・観察力・分析力・理解力・判断力・企画力・調整力・順応性・打たれ強さ・やる気といった資質が求められています。これらすべてを身につけることは難しいかもしれませんが、身につけられるように努力していきたいと思いました。私は打たれ強さとやる気は人に負けないと思いますが、リーダーシップと行動力にはあまり自信がありません。最上級生になる今後1年間の授業や実習を通して専門的な知識や技術だけでなく、医療人として必要な人間性も学んでいきたいと思いました。

【平成22年度入学生(38期生) 浅川 泉】

就職支援講座(3) 就職支援講座(4)

■2限目後半の同窓生とのディスカッション

今まで私は就職について、"出来れば病院に就職したいな"などといった曖昧な考えしかもっておらず、就職活動についてもどうすれば良いか分かっていませんでした。今回のディスカッションは、3年生の先輩方の就職活動について話を聞くことができた貴重な場となりました。

先にも述べた通り、私は病院に就職希望で、もちろん病院に就職した先輩のお話は為になりましたが、検査センターや企業に就職した先輩の話も、就職に関する自分の視野が広がった気がします。

また、卒業して仕事をなさっている先輩方の職場の実際についても聞くことが出来たし、就活に際しどのようなことをしたかも教えてもらえ、充実した時間となりました。

【平成22年度入学生(38期生) 塩田 真帆】

平成23年度卒業生や先輩方とグループミーティングを行いました。先輩方の話を聞き、国家試験に合格することもひとつの目標だが、その先を見据えて勉強のモチベーションを上げていくことも大切だと思いました。

職場では専門的な知識や技術が必要であり、また周りの職員とのコミュニケーション能力も求められます。チーム医療の一員として貢献するためにも、これらの能力は求められるのだと思いました。

民間企業や病院では人とかかわる機会が多く、検査センターでは人とかかわる機会が少ないなど、職場によって様々な違いはあるが、どの職場でもやりがいは感じられると思いました。自分がどのような場で働きたいのか今からしっかり考えていきたいと思います。

【平成22年度入学生(38期生) 浅川 泉】

就職支援講座(5) 就職支援講座(6)

■平成23年度卒業生より

就職支援講座に参加して

今回依頼を受けて、去年とは全く違った方法で就職支援を行うということで、どのように説明すれば良いのかもわからないまま今回の支援講座に参加させてもらいました。確かに、去年までの方法では先輩方の話を聞くだけで、自ら質問というのはやりにくかったように思います。しかし今回はグループディスカッションという形で、後輩たちは私たちを近くに感じ、また少人数ということで自分自身の就職や勉強についての不安、悩みなどを率直に質問できたのではないかと思います。私の場合、まだ現場に出ていないので今までやってきたことが正解だったのかわからない状態で、就職活動について説明するのはとても難しかったのですが、残りの学校生活をどのように送っていけばいいかなど、少しでも後輩のためになればと思い話をさせていただきました。今回の就職支援講座で聞ききれなかったこともあると思いますが、この先も支援講座はあると思うので、これを有効に活用し自分自身の目指すところが明確になってくれば夢は近いのではないかと思います。

【平成23年度卒業生(37期生) 的場 彩華】

就職支援講座(7) 就職支援講座(8)
就職支援講座(9) 就職支援講座(10)

2011年10月版
『川崎学園祭2011』

2011年10月7日、8日、9日に川崎学園の合同学園祭が行われました。短大の入り口ではエアアーチが迎えてくれました。

トークショーは話題の“益若つばさ”が来学したほか、各サークルによる演奏や展示などが行われました。模擬店では焼き鳥や焼きそば、タピオカジュース、ホットケーキなどが販売され大勢の人が購入していました。短大イベントとしてステージでは早飲み競争、アカペラ部や軽音部のライブ、なんでもコンテスト、ビンゴ大会などが行われました。ビンゴ大会では豪華賞品も用意されて、学外の人でも参加することができ、大盛況でした。

体育館内では第6回オープンキャンパスが開催されました。各学科による展示コーナーや体験コーナー、進学・受験相談コーナーなどが設けられ、訪れた高校生や保護者の方に各学科の教員と生徒が詳細な説明を行っていました。臨床検査科では、就職先や国家試験状況・臨床検査の内容など各パネルを展示しました。また、末梢神経伝導検査やABO式血液型の判定、血糖値(簡易法)、尿のタンパク・糖・pH・潜血の測定に使用する試験紙などを体験できるコーナーや染色された微生物・病理組織標本の鏡検コーナーが設けてあり、各検査項目について生徒や教員が詳しく説明を行いました。希望者には附属病院の見学もあり、実際の仕事現場に触れる良い機会になったようです。

今年は一年生も仮装行列に参加し、「検査は大切」という看板をもって会場となる川崎学園の周囲をまわりました。ほかにも例年通り茶道部のお茶会、合気道部の演武、写真展なども行われていました。

天気にも恵まれ、大勢の人でにぎわった学園祭でした。

〔文責:臨床検査科2年生 重廣 彩樺〕

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川崎学園祭2011(1) 川崎学園祭2011(2)
川崎学園祭2011(3) 川崎学園祭2011(4)

『決意を新たに』

平成23年9月26日(月)に臨床検査科ワッペン授与式が挙行され、通山薫学科主任から2年生60名に臨床検査科のシンボルであるワッペンが授与されました。

代表学生の堤克英くんの先導により、「臨床検査科授与式誓詞」を強く読み上げました。

通山薫学科主任、今城吉成学長より激励の言葉をいただき、さらに同窓会(松丘会)の舟田和幸臨床検査科支部長より激励の言葉と記念品をいただきました。

通山薫学科主任より、ワッペンの意味や臨床実習現場での個人情報の管理と責任について学びました。学内実習以上に自分の言動に注意を払い、気を引き締めて臨まなければならないと思いました。

今城吉成学長より、自動化が進む臨床検査の中でも、自分にしかできないような技術を身につけることの大切さについて学びました。これまでの学内実習の成果を臨床実習の場で活かしつつ、またさらなる技術の向上を目指し、技師の方の技術から多くのことを学んでいきたいと思いました。

舟田和幸臨床検査科支部長より、ワッペンの大切さについて学びました。ワッペンは1人に1つしかない貴重なものであるとともに、臨床実習を許可されたことを意味するものでもあるので、このことをしっかりと心に留め、ワッペンと共に臨床実習を充実させていきたいと思いました。

ワッペンを授与された2年生は、ひとりひとりが様々なことを感じたことと思いますが、これを機に「今まで以上に努力をし、頑張らねば」とより一層気が引き締まったことと思います。

平成23年9月26日
臨床検査科2年生
高橋 由季美

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平成23年臨床検査科ワッペン授与式(1) 平成23年臨床検査科ワッペン授与式(2)
平成23年臨床検査科ワッペン授与式(3) 平成23年臨床検査科ワッペン授与式(4)
平成23年臨床検査科ワッペン授与式(5) 平成23年臨床検査科ワッペン授与式(6)

2011年3月版
川崎学園祭

 平成22年10月9日、10日に川崎学園の学園祭が行われました。短大の入り口ではエアアーチが迎える中、40周年記念として、ロゴ入り風船が来場者に配布されました。
 トークショーでは話題の“JOY”が来学したほか、各サークルによる演奏や展示などが行われました。模擬店では焼き鳥や焼きうどん(ソフトボール部では、毎年恒例の焼きそばでなく焼うどんが販売されました)やジュースなどが販売され、あいにくの天気にもかかわらず大勢の人が購入していました。短大イベントとしてステージでは早食い競争や軽音部のライブ、模擬店の宣伝としてミスコン、ビンゴ大会などが行われました。ビンゴ大会では豪華賞品も用意され、学外の人でも参加することができ、大勢の人で賑わっていました。体育館内ではオープンキャンパスとして、各学科による展示コーナーや体験コーナー、進学・受験相談コーナーなどが設けられ、訪れた高校生や保護者に説明などを行っていました。
 臨床検査科では、就職先や国家試験状況・臨床検査の内容など各パネルを展示しました。また、超音波やABO式血液型の判定、血糖値の測定などを体験できるコーナーや血液・病理標本の鏡検コーナーが設けてあり、各検査項目について生徒や教員が詳しく説明を行いました。希望者には附属病院の中央検査部見学もあり、実際の仕事現場に触れる良い機会になったようです。
 オープンキャンパスのほかにも茶道部のお茶会、合気道部の演武、写真展なども行われていました。
 今回の学園祭は前夜祭が雨天により中止となり、翌日も悪天候となったのですが、生徒だけでなく多くの人が訪れ、大盛況に終わりました。

※画像をクリックすると拡大表示されます
第36回川崎学園祭(2010.10)(1) 第36回川崎学園祭(2010.10)(2)
第36回川崎学園祭(2010.10)(3) 第36回川崎学園祭(2010.10)(4)


写真同好会の活動

 私たち写真同好会は2009年の12月に写真に興味のある人たちが集まって、土井先生を顧問に再結成しました。数年前まで写真部や現像実習等で使用していた暗室を片付け、写真同好会活動場所としてリニューアルしました。
 写真同好会の主な活動は、休日を利用して撮影会に行くことと写真関連の雑誌に投稿することです。撮影会では今までに美観地区や後楽園、岡山城などに行きました。写真撮影の後、各自が一番いいと思う写真を選んで講評会を行っています。講評会では、この写真はこう撮るともっとよかったのではないかと皆で話し合ったり、次に自分が撮影する際の参考にしたりしています。
 また、撮影した写真の中から一番いいと思う写真を定期的に雑誌に投稿しています。残念ながら、まだ入賞出来ていませんが、一つでも多くの作品が入選出来るよう、撮影技術の向上を目指しています。学生時代写真部だった先輩の皆様の中で、どなたかアドバイスいただけないでしょうか?
 その他の活動として、学園祭では、2日目に写真展を行いました。それぞれがスペースを決めて展示を行い、撮影会に行った際の作品や今までに撮影した中で気に入った作品を展示していました。
 今後の活動としては、デジタルだけの撮影だけでなく、暗室での現像や印刷をしたり、長期休暇を利用してより遠くの場所へ撮影旅行したりしてみたいと考えています。

写真同好会展示(1) 写真同好会展示(2)


臨床検査科のあれこれ

■平成22年9月29日(水)に臨床検査科ワッペン授与式が挙行され、通山薫学科主任から2年生67名に臨床検査科のシンボルであるワッペンが授与されました。
 代表学生の間賀田隆秀さんの先導により、「臨床検査科授与式誓詞」を力強く読み上げました。また、激励の言葉として、通山学科主任よりワッペンの意味や、臨床実習現場での取り組み方について、今城吉成学長より、検査技師の役割や責任の重さや医療陣としての心構えの大切さについての話をいただきました。
 ワッペンを授与された2年生は「今まで以上に頑張らねば」と決意を新たにしていました。

ワッペン授与式(2010.9.29)(1) ワッペン授与式(2010.9.29)(2)

■平成22年12月22日(水)に、第9回臨地実習研究発表会が開催されました。今年度は短大200号大講義室と206号教室の2教室で、計37演題の口頭発表が行われました。各指導教員の指導のもと、8週間という短い期間ではありますが、さまざまな困難な問題にぶつかりながら、それを乗り越え、努力を重ねてきた結果であり、学生にとっては忘れられない経験になったことと思います。多くの学生から、達成感に満ち溢れた顔で「大変だったけど、やってよかった。頑張ってよかった。」という言葉が聞くことができました。この経験を今後の活動に生かしてほしいと願っています。

第9回臨地実習研究発表会(2010.12.22)(1) 第9回臨地実習研究発表会(2010.12.22)(2)

■5人鏡の画像および、教員による実験のデモンストレーションをビデオで撮影しながらそれを3台の大型モニターに映し出すことができるようになりました。実習の手技を指導しやすくなったのはもちろん、学生からも、一連の実験の中でどういったところがポイントかわかりやすいと好評です。

実習室の風景(1) 実習室の風景(2)